私が布ナプキンに出会ったのは、2012年くらいのこと。
それから2年ほど使っていましたが、布ナプキンを辞めて数年経ちます。
今回のお話はあくまでも、私の主観であるので、決して布ナプキンを否定するわけでも、ケミカルナプキンを推奨するわけでもありません。
結論から言うと
「布ナプキン、やめてよかった。」
と、思っています。
そう思う理由や、布ナプキンをやめた現在の、月に1回のサニタリー事情などを綴っていますので、
これから布ナプキンを始めようと思っている人や、布ナプキンをやめようと考えている人の何か少しでも参考になれれば嬉しいな、と思います。
途中、リアルな感じの表現もありますので、苦手なかたはご注意を!
布ナプキンとの出会い
私の布ナプキンとの出会いは、知人にすすめられたことがキッカケでした。
当時は布ナプキンが流行り始めたころで、かわいらしい柄だったり、オーガニックコットンを吸収体に使っていたりと、もろもろ私の心をくすぐられたのを覚えています。
さらに、布ナプキンは
”子宮を温めて、冷えを改善する”
そんな素敵な効果があるというもんですから。
そりゃまぁ、すぐさまその気になりまして。
1セット約11000円で、布ナプキンスターターセットを通販で購入しました。
そのときのセットの内容は確か、
- 布ナプキンLLサイズ 数枚
- 布ナプキンMサイズ 数枚
- 布ナプキンSサイズ 数枚
- おりものシート
- ホーローバケツ
- 酸素系漂白剤
- 防水シート
こんな感じの内容だったかな?
ナプキンに10000円超えかぁ、、と思いつつ、初期投資と考えると安いとも思いました!
布ナプキン生活の始まり
そうしていよいよ布ナプキンが我が家に届き、テンションは上がりまくり。
好みの布の柄と、アンティーク調に仕上げられた可愛いホーロー製のバケツ。
ナチュラルクリーニングマニアがこぞって使ってそうな(失礼)酸素系漂白剤と、
経血漏れで敷き布団が汚れるのを防止するための防水シート。
布ナプキン、始めます♡
な、ちょっと意識高い系女子(失礼)かのように、やる気だけは蓄えて次の生理に備えた私。
ついに、布ナプキン生活が始まります。
で、布ナプキンのメリットって?
そもそも、布ナプキンのメリットって、どんなメリットがあるのでしょう?
以下は、一般的に言われている布ナプキンのメリット。
などと言われている模様。
ほっほ~。なるほどなるほど。
こりゃいいことづくしやないですか。
一度買ったらしばらく使えて経済的、冷えも取って血行が良くなり身体に優しい…サイコーやん!!
そうして、使い始めた布ナプキン。
早速、布ナプキンの心地よさを実感し始めたのです。
布ナプキンの使い心地
実際に使ってみて感じた布ナプキンの使い心地ですが、
「あったかい!」
これを一番、痛感しました。
ふわっと包み込んでくれるオーガニックコットンが、軟らかくて気持ちいい。
あったかくて、ごわごわしない。
布ナプキンを使い始めたことで、冷え性は改善したか?
これは、あまり実感はなかったように思います。
私が布ナプキンを使っていたのは約2年間だったので、もう少し使い続けてみたほうがよかったのかもしれませんが…。(いや。2年ゆうたらだいぶ使ったほうやと思うけども。)
正直なところ、布ナプキンにしたからと言って、冷えが改善して血行がよくなったとか、そんな感覚は実感できるほどは無かったのが本音ですね。
布ナプキン生活中のわたし
順調に、気持ちよく布ナプキン生活を送っていた私。
それではみなさん、
いったんここで、布ナプキン生活中の私の、布ナプキンとの付き合い方をご覧ください。
- 生理開始布ナプキンをつける
仕事中でもすぐに布ナプをセットできるように、ポケットに準備
- 生理中使い終わった布ナプと新しい布ナプを交換
トイレへ行くたびに、布ナプを交換する。職場や出先では布ナプを洗えないので、使用済み布ナプはくるんでそのまま袋へしのばせる。
- 帰宅布ナプを酸素系漂白剤につけこむ
出先から持って帰った、経血の付いた何枚もの布ナプを、酸素系漂白剤に漬け込む。漬け込みの間、家事に専念する。
- 洗う風呂で布ナプを洗う
バケツの中で酸素系漂白剤にぶっこまれた大量の布ナプを、風呂の洗い場でじゃぶじゃぶ洗う
- 洗濯機へさらに洗濯する
風呂場でじゃぶじゃぶされた布ナプを、さらに洗濯機で翌朝洗い、干して乾かす。
- たたむ乾いた布ナプをとりこむ
乾いたら、布ナプを取り込んでたたむ。なお、布ナプは分厚いため、天候によれば生乾き。仕方なく、さらに干す。
布ナプ、乾いていない → 足りない → 買う。
- これをひたすら繰り返す
以上、布ナプキンとわたし。
完
生理期間、布ナプキン生活中は毎日がこの繰り返しでした。
と、ぼんやり思いながらも、毎日一生懸命、布ナプキンのお手入れに励みます。
布ナプキン生活、感じ始めた違和感
そうして1年、2年と布ナプキンを使っていくにつれ、いつしか私は、布ナプキンを使い始めた当初に感じていた
あったかくて気持ちいい!
という、布ナプキン生活が楽しいという想いよりも、布ナプキン生活への違和感が募っていきました。
布ナプキンの洗い方
”布ナプキンとわたし” で表示したように、布ナプキンって外出先ではばしゃばしゃ洗うことができないんですよね。
布ナプキンの管理方法に、
みたいなこと書いてたんですけど、
仕事中のクソ忙しいときに、トイレで酸素系漂白剤を呑気にふりふりできるわけあるかいなっちゅーことで、私はそんなお手入れはせずに、使ったらそのまま家に持って帰ってました。
まぁーそしたら、家に帰る頃には経血カピカピに乾いてますよね。
それって、どうなん??
酸素系漂白剤を入れたお湯につけこむことで、その経血ってほんまに取れてるん??
私自身歯科医院で働いているので、血液の滅菌の管理は仕事柄よくあるのですが、器具とか布に付いた血液って、135度の滅菌器で1時間以上処理されてやっと滅菌できます。
- 布ナプに付いて固まった血液、酸素系漂白剤に付けて洗濯しただけで大丈夫なんかな?
- で、その布ナプを洗濯したからって言って、何回も使っても衛生的に問題ないんかな?
布ナプキンの洗い方に、こういった疑問がふつふつと沸いてきて、布ナプキンを気持ちよく使えなくなってきます。
布ナプキン、めんどくさいよな。
それを言っちゃあおしまいですがね、すんません言わせてください。
布ナプ、めちゃくそめんどくさかったです!!
しつこいようですが、もう一度こちら、”布ナプキンとわたし” にお付き合いください。
- 生理開始布ナプキンをつける
仕事中でもすぐに布ナプをセットできるように、ポケットに準備
- 生理中使い終わった布ナプと新しい布ナプを交換
トイレへ行くたびに、布ナプを交換する。職場や出先では布ナプを洗えないので、使用済み布ナプはくるんでそのまま袋へしのばせる。
- 帰宅布ナプを酸素系漂白剤につけこむ
出先から持って帰った、経血の付いた何枚もの布ナプを、酸素系漂白剤に漬け込む。漬け込みの間、家事に専念する。
- 洗う風呂で布ナプを洗う
バケツの中で酸素系漂白剤にぶっこまれた大量の布ナプを、風呂の洗い場でじゃぶじゃぶ洗う
- 洗濯機へさらに洗濯する
風呂場でじゃぶじゃぶされた布ナプを、さらに洗濯機で翌朝洗い、干して乾かす。
- たたむ乾いた布ナプをとりこむ
乾いたら、布ナプを取り込んでたたむ。なお、布ナプは分厚いため、天候によれば生乾き。仕方なく、さらに干す。
布ナプ、乾いていない → 足りない → 買う。
- これをひたすら繰り返す
以上、布ナプキンとわたし。
完
なにがめんどくさかったって、結構すべてめんどくさかったかもな。
わたし、ズボラのめんどくさがりでして。
私の場合布ナプキンは、明らかにメリットよりもデメリットが多かったですね。
いっそ、布ナプキンやめてまえ
仕事で疲れた身体で帰宅した生理中のある日、
洗えていない使用済みの布ナプキンが数枚溜まっているのを見て、
と、ふと思いました。
気持ちよくて心地いいと思ったから始めた布ナプキン。
あったかくてふわふわで。
血行も良くなったらいいな。
冷えも取れたらいいな。
始めた当初はそう思っていたはずが、もはや自分には布ナプキンがただの負担になっていた。
ここまでしんどくてめんどくさい想いを月に1回も感じるくらいなら 布ナプキンにこだわる必要ないし、やめよ。
そう感じたら、あとは野となれ山となれ。
その生理周期を最後に、布ナプキンを卒業したのであります。
やめてめっちゃスッキリした!!
とにかく自由で心地よい空間が好きな私、解き放たれた思いがしましたよね。
布ナプキンをやめた代わりに
布ナプをやめてからわたしは、オーガニックコットンの使い捨てナプキンを使っています。
今でこそ、はだおもいのオーガニックコットンナプキンが販売されていますが、数年前はオーガニックコットンの使い捨てナプキンって種類が少なかったんですよね。
なので私は、i herbで注文して購入していました。
最近のオーガニックコットンの使い捨てナプキンは種類も出回ってきていて、それぞれに特徴もあるので、またそのあたりも近いうちに記事にしてまとめようと思っています。
”オーガニック”だからと言ってすべて安全とは限らないので注意してくださいね。
私が布ナプキンをやめた理由。まとめ
結論、私には布ナプキンが合わなかったので、今現在布ナプ生活で気持ちよく過ごしている方はそのままでかまわないと思います。
合う、合わないが合って当然ですもんね。
以下は私が感じた、布ナプキンが合っている人と合っていない人。
最後に、私が感じた、布ナプキンのメリットとデメリット。
以上、私が布ナプキンをやめた理由と現在のサニタリー状況でした。
今日も読んでくださり、ありがとうございました!
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