ヒートテック、近年ではどんどん改良されて消費者がより使いやすいように改善されていますね。
なんといっても、温かい!!
私はよく寒い日にヒートテックを着ていますが、だいたいの寿命は2シーズンでしょうか。
2年も着れば、十分使ったな。というくらい朽ちます。
生地が薄くなってきて、それにともなって保温効果という最大の機能が低下してくる…。
薄くなってきたら、思い切って新しいものを買います。
”もったいない” でモノを大切にすることは大事。
だけども、機能していないものをダラダラと使うことは効率が悪いし、そのあたりは見切りをつけて、新しいご縁を探すほうがいい運気が舞い込みます。
そんなわけで、使い古したヒートテックは捨てることが一般的かと思いますが、我が家のヒートテックに課せられるのは、捨てる前のもうひとつの大きな仕事。
冬の防寒という役割に、負けず劣らずのいい仕事をしてくれるのがヒートテック!
”身体を温めてくれる肌着” という役職から、最後は ”お家のお掃除屋さん”という役職を担当してくれる。
その姿勢には、激落ちくんも開いた口がふさがらない、最高のヒートテック再利用、驚きの仕事ぶりが見られますよー!
・古びたヒートテックがあるが、捨てるにはもったいないと感じる
・ヒートテックが掃除道具になる例を見たい
・ユニクロの店舗での再利用方法も知りたい
・ヒートテックの素材
そもそもヒートテックの素材ですが、ユニクロの公式ホームページによると素材としてはだいたいのものが以下の材質で作られているようです。
【ヒートテックの素材】
38% ポリエステル
32% アクリル
21% レーヨン
9% ポリウレタン
1.ポリエステル
よくある、一般的なスポンジですがそのスポンジの素材として使われる材料が、ヒートテックには多く含まれています。
たとえば、ポリエステル。
ヒートテックの素材の4割近くを占める素材になっています。
このポリエステルは、市販のスポンジの材料でもあるんですね。
この商品なんかは、ポリエステルを使っています。
2.アクリル
お次はアクリル。
アクリルは、たわしで有名ですね。
”アクリルたわし”
あなたも一度は、聞いたことがあるのではないでしょうか?
義理の母が、よくこのたわしを作ってプレゼントしてくれます(^^)
めっちゃ汚れが落ちる!
3.レーヨン
レーヨンは、スポンジというよりはふきんに多い素材。
こちらのようなふきん、よく見かけますよね。
絹に似せて作られた再生繊維。
吸水性が良く、柔らかい素材です。
4.ポリウレタン
ポリウレタンを使用したスポンジで言うと、このようなスポンジ。
よく見かけますよね。
以上のように、ヒートテックに使われている材料はすべてが、スポンジなどにも使われるものと同じような素材を使っていることがわかります。
ヒートテックとスポンジ。
含まれる素材の割合と、最終的な形が違うだけでこうも別物に仕上がるものなんやなー。
・使い古したヒートテックは「着る」から「切る」へ
なんだかちょっと、しょーもないシャレのような見出しになってしまいましたが(照)
まさに、着ていたヒートテックは、切ることになります。
1.好みの大きさにカット
思い切っていきましょう!
私のいつものパターンは、まず縦に半分に。
それから、細長い包帯状のものと
小さくカットしたものと。
これは、使う方や使う場所それぞれのお好みですね。
和室に、切られたヒートテックを並べている図です。
浜辺で、海苔を乾かしている図ではありません。
(引用 https://smtrc.jp/town-archives/city/omori/p07.html )
2.大きさの種類は、様々がオススメ
すべて同じ大きさにカットしてもかまいませんが、いろんなタイプの大きさや形で切ることをおすすめします。
掃除したい場所のサイズに合わせて切ったほうが、効率よく使いこなせますよ♪
我が家で、キッチンの蛇口を磨くときはこんな感じです。
蛇口の裏の、スポンジが届きにくいところに包帯状のヒートテックを回しこんでゴシゴシ。
包帯状を広げて、表面をゴシゴシ。
包帯状を1枚、細かーい隙間に入れ込んでゴシゴシ。
自分が使いたいところに合わせて形を変えながら使えるのがかなり便利です。
細かいところの奥を磨けたら、本当にスッキリ!
・洗面台もピカピカに
同じ要領で、洗面台の蛇口を磨いたビフォーアフターです。
1.ビフォー
水垢に手垢に、ベタベタと付いてますねー。
くすんでます。
これを例のごとくヒート包帯でゴシゴシ。
2.アフター
じゃじゃん!
キラリーン。
水垢手垢、スッキリしたー!
↓ 左が汚れ蛇口で、右がキラリン蛇口。
もう、老いぼれボロ雑巾とは言わせない!
わしゃまだまだ現役じゃ、とでも言わんばかりの仕事ぶり。
圧巻です。
・磨き方
磨き方、なんて得意げに張り切ってタイトルをつけたものの、たいしたコツがないのが申し訳ない次第でございます。
1.磨く
乾いたヒートテックを、自由自在の形に変えて磨く。
ちょっと水気が欲しかったら、少々水で濡らして磨く。
以上。
2.注意点
注意点というほどでもないのですが、カットするときに裁ちばさみを扱うので気を付けてください。
特に黒いヒートテックを切るときには、向こう側が見えないので手を切ってしまわないように注意して切ってくださいね。
ここまで使い切ったら、ヒートテックも本望でしょう。
たむけた花束が、まるで送別会のワンシーンのようになってしまいました。
一時は危うく、ボロ雑巾と呼ばれかけたヒートテックの最後の意地と底力を垣間見た気が。
2年間、ありがとう。
着れば、温かい。
着終われば、あらゆるタイプのスポンジの性質を持ち合わせた、最高の相棒です。
ユニクロの店舗でヒートテックを再利用
さてさて、ここまではヒートテックを掃除クロスとして再利用する方法の解説でしたが、
再利用希望の方の中には
と思う方もいらっしゃると思うので、ここからはユニクロでの再利用方法を説明していきますね。
1.着なくなったヒートテックを洗濯する
ヒートテックに限らず、ユニクロでは全商品の古着の回収を受け付けています。
ユニクロ・GUの店舗で販売されている衣料品
【回収された衣料品の行方(ゆくえ)】
お客様のもとで不要になった服を最大限に活かすことも、ユニクロの大事な使命です。わたしたちは、ユニクロ・ジーユー店舗で回収した服をリユースとして活用し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や世界各地のNGO・NPOとともに、難民キャンプや被災地への緊急災害支援など、世界中の服を必要としている人たちに届けています。そして、リユースしない服は燃料やリサイクル素材として活用することで、服のチカラを活かしきる取り組みを進めています。
(UNIQLO 公式HPより引用)
回収された衣料品でまだまだ使えるものは、必要とされている方のもとへ届けられ、再利用されます。
あなたが大切に着ていた服をさらに大切に着てくださる、世界中のどなたかが気持ちよく着られるように、回収前には一度洗濯をしておきましょう。
2.ユニクロでヒートテックを再利用する
このヒートテックは、今回ユニクロのBOXで回収してもらったヒートテックはこちら。
一見普通のヒートテックに見えますが、実はこれ、
スケスケです!!
てことで、ユニクロの店舗へ持参して再利用しました。
以下は私が実際に、ユニクロの店舗でヒートテックを回収してもらった動画です。
再利用BOXへ入れるだけで簡単に回収してもらえるので、ぜひ使ってみてください。
・まとめ
今回は、
ヒートテック、使い古した後のひと仕事!万能の掃除クロスに大変身させる方法のお話でした。
インナーとしても温かくて大活躍。
インナーを卒業したら、お家のお掃除に大活躍。
ユニクロの店舗でも、簡単に回収できる。
使い古したヒートテックは、捨ててしまうその前に一度見直してみてくださいね。
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