こんにちは!
うどん県在住歴14年のCHIKAです。
香川県で有名なのは讃岐うどんですが、私が
「香川の名産は?」
と聞かれたとき、答えるもののひとつに
「くぼさんのとうふ」
があります。
以前その、くぼさんのとうふの社長さんに美味しい豆腐作りについて教えていただく機会があり、参加しました。
くぼさんのとうふ、一度食べたことがある方はお分かりかと思いますが、本当に美味しいんです。私たち夫婦の大好きな、くぼさんのとうふ。
久保社長に実際お会いして、くぼさんのとうふ作りにかける思いや消費者への想いを聞かせていただき、ますます大ファンになった私。
今日は、そんなくぼさんのとうふへの想いを込めた、
”くぼさんのとうふは香川の名店!社長直伝の、本当に安心安全な豆腐の選び方。”
というお話です(^^)
1.”くぼさんのとうふ”とは?
くぼさんのとうふは、その名の通り
久保さんとおっしゃる方が経営されている香川県のお豆腐屋さんです(^^)
お店があるのは、香川県綾歌郡宇多津町浜三番丁25-19。
お豆腐は、店舗以外にも香川県内のスーパーで販売しているお店があります。(COOP、チロリン村など)
スーパーで販売している商品はだいたい、
お豆腐3~4種類と、油揚げ、おから、厚揚げがメインで、宇多津町の店舗には、ほかにもがんもや湯葉など、あらゆる商品が置かれていますよ。
豆乳ソフトクリームも絶品!
1.くぼさんのとうふの原材料
くぼさんのとうふは、原材料目の表示にもこだわりを持っていらっしゃって
昨今の食品業界では、原材料のごまかしなどが多い中、詳細を詳しく公開されています。
豆腐に使われる国産大豆は、長野県のもの。
久保社長が全国の大豆を食べて調べ上げ、厳選した大豆を使っています。
久保社長曰く、長野県では、豆を”信州みそ”に使用するため
大豆に対して、特に強い想いを持っていらっしゃるそうで、長野県の大豆はとーってもおいしいのだそう。
凝固剤とは、にがりのことですね。
にがりは、高知県の完全天日干し天然にがりを使うというこだわり。
ぬかりありません。
米ぬかは、詳しくは後述しますが、豆腐作りの際の灰汁をとるために使います。
これもまた、くぼさんのこだわりのひとつです。
ちょっと余談ですが、くぼさんのとうふの社名のデザイン
クレヨンのような字体で書かれた
”くぼさんのとうふ”
なんともホッコリするかわいらしい文字は、久保さんのお孫さんが何気なく書いたものをそのまま採用されたのだとか(^^)
心があたたかくなるような字体。
ほっこりと優しい、くぼさんのとうふのイメージにぴったりです。
お店の看板にもなっています。インパクトがありますね。
2.くぼさんのとうふのこだわりと、味
社長さんが、豆腐にかける思いは消費者である私たちに対する想いでもあります。
その思いは、商品に全面に表れているのです。
なんといってもとにかく、美味しい。
味を細かく表現すると、豆腐が、しっかりとうふの味。
大豆の味が濃いんです。豆の甘さが感じられる。
豆腐って、大豆から出来てるんやなぁっていうことが
くぼさんのとうふを食べて味わうと、改めてよくわかります。
久保社長は原材料を大切にされていますが、その材料を生産されている業者さんを大切にされているところも魅力的です。
現在、日本の大豆の自給率は約5%。
その他の大豆は、アメリカ産の大豆です。
アメリカの大豆とは、家畜の飼料として使われていたり遺伝子組み換えのものが多いことで有名ですよね。
今の日本の遺伝子組み換え表示義務に関しては、
遺伝子組み換え作物が5%以下の混入であれば
「遺伝子組み換えでない」と表示していいことになっているので
原材料の真実を見極めることも大切になりますね。
その点で言うとアメリカは、自己責任で食べ物を選ぶ国なので
表示は細かくて正直です。
久保さんの商品に使われている、長野県の大豆は
久保さんが20年間契約栽培している農家さんと、提携しているそうです。
社長さんは
大豆の自給率を上げるためには、国産で頑張って栽培されている農家さんを
消費者が応援することが大切です。
とおっしゃっていました。
私も、同感です。
食品業界の偽造などがニュースで挙がりますが、そうやって生産者が原材料をごまかしたり
安い材料を使って安く販売しようとするのは、そのほうが、売れるから。
それを求めて買う、私たち消費者の選択が生産者のごまかしを生み出してしまっているような気がします。
だからこそ、久保社長がおっしゃるように、
正直に、まじめに一生懸命生産されている農家さんや業者さんを、消費者の私たちが応援して、美味しさやこだわりを伝えて広めていくことが、
日本の素晴らしい企業や技術や職人さんを盛り上げることに繋がるんじゃないかなぁ。
くぼさんのとうふには、そんな久保社長や従業員の方の想いがこもった「美味しい」一言では表すことができない、深ーい味わいがあるのです。
(私たち受講者に、お豆腐の作り方を惜しみなく教えてくださる久保社長)
2.安心安全なお豆腐の選び方
では、私たちは一体、どのような原材料を使っているお豆腐を選択したらいいのでしょうか?
久保社長に教えていただきました。
1.にがりの表記
にがりは、凝固剤の役割をしてくれる大事なポイント。
にがりの表示の方法は、くぼさんのとうふにも記載されているように
”粗製海水塩化マグネシウム”と書かれていたら、安心です。
2.消泡剤は使わない
消泡剤とは、
豆乳を煮るときに出てくる泡(灰汁)を抑えるためのものです。
くぼさんのとうふのように昔ながらの丁寧な製法では、米ぬかを使って泡を抑えるそうですが、最近の一般的なお豆腐は消泡剤という薬品を使って泡を消します。
なぜなら、それはもちろん、早いからです。
米ぬかを使って、ゆっくり泡を抑えるには
丁寧に焦げ付かないように混ぜながら鍋から離れずに管理する必要があります。
その工程を省くために、消泡剤を使って済ませるそうで、しかも
この消泡剤は表示の義務がない。
ということは、たとえ使っていても、商品に書かなくてもいい。
なので、逆に考えると
”消泡剤”と表示があればそのメーカーは正直に記載している、ということにはなりますね。
よーく、原材料の表示を確認して納得の上で食品を購入したいものです。
(米ぬかを入れながら丁寧に混ぜ、泡を抑えることを教えていただいた実習)
3.大豆は国産100%
これは、私が感じることなのですが、やっぱり大豆はできれば国産100%がいいですよね。
アメリカや外国の遺伝子組み換えが多く含まれるものよりは、国産100%と書かれたものを選びたいです。
しかも、その中でもくぼさんのとうふのように産地の詳細までわかればより安心だと思います。
この日作って頂いた、絶品の出来立て豆腐。
3.自宅で簡単!出来立て豆腐を食べる方法。
さらにこの日、社長さんが自宅で簡単に作りたての風味が戻るお豆腐の食べ方を
教えてくださいました。
市販のお豆腐を使って、出来立てのような味が楽しめますよ♪
1.まずは、いい豆腐をえらぶ
これはやっぱり、譲れませんね。
お豆腐そのものの味がしっかり活きているお豆腐。
信頼できるお豆腐屋さんや、しっかり作り方や材料を公開されているお店のものが
安心安全で、さらにそういったお店は味にもこだわっているのでお豆腐自体が美味しいです。
2.選んだ豆腐を、湯煎にかける
こだわりのお豆腐を選んだらあとはそのお豆腐を湯煎にかけるだけです。
(くぼさんのとうふ<やわらかもめん>を使用しました。)
いわゆる、温奴ですね。
レンジで温めてもいいそうですが、やっぱり風味は、お湯で温めるほうが美味しいです。
くぼさんのとうふで作った温奴は我が家では旦那氏と取り合いです。
一瞬でなくなります。
4.まとめ
昨日食べたばっかりのくぼさんのとうふ、また食べたくなりました( ̄▽ ̄)
添加物や薬品を使って、安価で簡単に作られる食品が出回るようになった日本で、くぼさんのとうふは、まぎれもなく本物です。
そんな本物をしっかり見極めて、大切に残していけるような生活をしたいなぁ、と改めて思いました。
香川に遊びに来られたら、讃岐うどんもいいですが、是非是非くぼさんのとうふ、おすすめですよ。
(優しい久保社長と、思い出の一枚。久保さん、ありがとうございました。)
そうそう。
くぼさんの社長さんは、お肌がとーってもお綺麗なんです!
イソフラボンの効果ですね(^^)
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