あなたが愛用しているフライパンは、どんなフライパンですか?
使いやすさ、見た目、耐久性。
それぞれに、さまざまなお気に入りポイントがあるかと思います。
我が家が愛用しているフライパンは、鉄です。
鉄製フライパンを使う前は、「ちょっとハードルが高いのかな?使いにくそう?」というイメージもありましたが、実際に使ってみるとすっかり鉄フライパンの虜に!
今後も我が家では、鉄製フライパン以外を使う予定はありません。
今回は、私が実際に使っている鉄製のレビューとおすすめメーカーの鉄製フライパン4選をまとめてみました。
早速ですが、私が使っている我が家の鉄製フライパンから順にご紹介。
1.柳宗理 鉄フライパン(ファイバーライン加工)
我が家の調理器具メンバーの中のエース、柳宗理の鉄フライパン。
柳宗理シリーズの調理器具は、使いやすくスタイリッシュで手入れもしやすいのでついつい集めたくなる調理器具です。
この鉄製フライパンも例外ではなく、とにかく使いやすい!
柳宗理シリーズはフライパンにしてもお鍋にしても、その構造がまた魅力的ですね。
柳デザインの特徴とも言える左右に備えられた注ぎ口は、右利きでも左利きでも、利き手関係なく容器に盛り付けしたり、移し替えやすく作られていることでも有名です。
さらに、蓋も本体と同様の形で作られていますが、蓋を少し回転してずらすとフライパンと蓋との間に隙間が出来る構造になっているので、吹きこぼれを防ぐ空気孔の役割をしてくれるのです。(下図参照)
この構造は、柳デザインの鍋でも同じ。
また、鍋とフライパンの蓋は同じ規格で作られているので、蓋ひとつで鍋でもフライパンでも併用することが可能です。
私が、数ある鉄製フライパンの中から柳宗理の鉄フライパンを選んだ理由は、柳宗理フライパンユーザーの皆さんの口コミを研究した結果でした。
そもそも、私が柳デザインの調理器具(ステンレスパンチング、トング、ステンレスプレートなど)を実際に使用する中で、その使いやすさは身に染みて実感していたので、鉄フライパンの口コミの高評価の多さには納得。
なんといっても、柳宗理のキッチンアイテムは
「デザインによって造るのではなく、造ることによってデザインが生まれる」
という考えのもとで、設計されています。
いかに、調理しやすいか?
使い手が不便を感じないか?
あらゆる場面で、活躍できるか?
そういった部分に焦点をおき、何度も試作を使いながら完成する商品は、まさに作品。
大切に手入れをしながら使うことで、一生ものの調理器具になります。
私が柳宗理 鉄フライパンを使い始めて、現時点で3年が経過しましたが、使えば使うほどに味が出て油なじみがよくなり、日を追うごとに使いやすくなっている実感がある今日この頃です。
【柳宗理 鉄フライパンユーザーの口コミ 高評価】
想像以上に良かった!
まず、火のまわりが早い。そしてふたがあることで蒸し料理にも使えます。
こびりつきも普通の鉄フライパンよりは少ないし、こびりついたときも
落としやすくてお手入れがラクです。柳宗理氏の調理器具ははじめて使いましたが、さすが!と思いました。
鉄製はお手入れが大変かと敬遠していましたが、とにかく楽だし格段の仕上がりに大満足です。安価なテフロンのフライパンを、1年毎に買い替えていましたが、もうその必要もありません。
毎朝のお弁当づくりにとても重宝しています。少量でも美味しく作れて、小さな器に移すときにも、サイドにカーブがあるのでこぼれることもなくストレスなしです。(ちなみに両効きなので両サイドにカーブがあるのもいいです。)
ずっと前からこのシリーズを使ってます。使い始めると柳宗理が一番使いやすいです。やはり良い。
【柳宗理 鉄フライパンユーザーの口コミ 低評価】
自分の手入れがまずかったこともあったのでしょうか、、何を焼いても引っ付くようになり、今は使ったら使った分だけストレスがたまります。
鉄フライパンにあこがれて購入してみて、いろいろ試行錯誤をして1年半くらい使用しましたが結局くっつきは解消されませんでした。
特にごはんや麺を炒めた後はこびりついて取るのが大変です。
期待したより、多目に油を引かないとくっつきます、目玉焼きが破れて、うまく焼けない、もっと使い込んだら、もう少しくっつかなくなるのかな?蓋が有るのは、油が飛ばずに、早く焼けるのは評価します。形はとってもおしゃれです。
焦げ付かず快適に使えるという意見もある中で、焦げ付いて使えないという意見も見られました。
柳宗理 鉄フライパンは255件のレビューがあるうち、
星5つ★★★★★が全体の48%
星1つ★☆☆☆☆が全体の14%という割合です。
我が家でのレビューはもちろん、星5つ。
見た目がオシャレなので、調理してそのまま食卓に出すこともしばしばありますよ。
取っ手の部分も持ちやすいので、調理の疲れが軽減できる魅力もポイントです。
【柳宗理 鉄フライパン(ファイバーライン加工)蓋つき 25㎝】
公式価格 4200円(税抜き)
2.匠 鉄製(マグマプレート)フライパン
こちらのフライパン 匠 鉄製(マグマプレート)フライパンもアマゾンのレビューで高評価、人気の商品です。
匠のフライパンは実は、柳宗理と深い関わりが。
このフライパンに施されているマグマプレートとは、柳宗理シリーズの販売を手掛けている佐藤商事株式会社が独自開発した加工なのです。
マグマプレート加工は、フライパンに細かい凹凸がつき表面がザラザラしています。この細かい凹凸のザラザラによってフライパンの表面積が広くなるので、油のなじみが早くなります。
また凹凸の影響で、フライパンの表面が食材に接する面積が少なくなるので、食材が焦げにくくなるとのこと。
焦げにくい鉄のフライパン 匠。
ユーザーさんたちのレビューを調べてみました。
【匠 鉄製フライパンの口コミ 高評価】
鉄製のマグプレートというこの加工は油の馴染みもよくこびり付きも少ないので大変良いと思います。
一般的な鉄中華鍋等も使っていますが、このマグプレートって加工は純粋な鉄鍋とは違って、油を引いて焼いて保管なんてのが必要なく大変使いやすい。
鉄のフライパンとなると重くて使いにくいイメージがありましたが、それを払拭してくれる使いやすいフライパンです。
男性目線から見れば重さはそれほど感じません。
ただ最近のフライパンは物凄く軽くなったのでそれと比べれば重いのでしょうが、程よい程度。
驚いたのはステーキの火の通りと手入れの簡単さ。
男の雑な料理でもワンランク上の焼き加減になりますね。
熱伝導が良く、野菜などさっと炒めたいものに向いてると思いました。
鍋が深いので使いやすいです。
匠フライパンは底面が平らでやや深く、使い勝手が良いです。
表面には細かい凹凸があって熱伝導が良く、また油のなじみも良いので、手早く調理できます。
【匠 鉄製フライパンの口コミ 低評価】
思ったより重い。意外とくっつく。
だめだ。自分には使いこなせませんでした。
餃子=焦げ付く 炒飯=焦げ付く 卵焼き=焦げ付く
そもそも当初から炒飯や餃子は全く無理でした。
野菜だけならなんとか。肉もしっかりこびりつきます。
匠 鉄製フライパンも、”料理が美味しくなる” ”鉄製だけど焦げ付かない” という高評価が多い一方で、柳宗理の鉄製フライパンと同様に ”こげる” ”くっつく”と言った低評価が見られました。
匠 鉄製フライパンは174件のレビューがあるうち、
星5つ★★★★★が全体の69%
星1つ★☆☆☆☆が全体の2%という割合です。(2018年5月現在)
しかし、トータルで言うと圧倒的に、高評価が多いようですね。
【匠 鉄製フライパン(マグマプレート) 26cm】
公式価格 4200円(税抜き)
3.turk(ターク) クラシックフライパン 鉄
タークのフライパンは、1857年から続くドイツのターク社による商品。
このフライパンは、鉄の塊を真っ赤になるまで熱して、何度も叩いて成型して作られています。ひとつの鉄の塊を伸ばして作られるので、持ち手の部分も含めて継ぎ目がありません。
26㎝タイプで、23,000円(税抜き)という価格は、熟練した技術を持つ職人さんがひとつひとつのフライパンを丁寧に作っているがゆえの金額なのでしょう。
熱まわりがよく蓄熱性に優れているので、食材の持ち味を十分に引き出しながらじっくりと安定した調理が可能です。
厚い肉の塊も温度が下がりにくく水分をよくとばすため、外はカリッと、中は肉汁を留めたジューシーなステーキが焼けます。野菜もシャキッと歯ごたえよく、卵焼き やパンケーキ、トースト等も焼きムラができず程よい焼き色を付けます。 (turk(ターク) 公式HPより引用)
価格のハードルは高めに感じるかと思いますが、それでも、アマゾンのレビューで目立つのは高評価のコメントの数々。
【ターク クラシックフライパン 口コミ 高評価】
随分悩みましたが、使ってみて、とても安い買い物をしたと思っています。
料理がとても美味しくできるので、新婚さんのプレゼントにリピ買いしました。
持ち手も長く、ガンガン強火で慣らしをした時も熱くなく。
いい買い物をしたと思っています。
なんでもない目玉焼きがめちゃくちゃおいしい!
とにかくなんでもおいしくできるので、料理が楽しくなりました。
値段は高いが、それだけの価値がある商品。目玉焼き、パンケーキを作ってみたが、「表面カリッ中ふわふわ」今までのフライパンはなんだったのか、と思う出来映えでした。素晴らしい!
少数ですが、低評価のコメントも。
【ターク クラシックフライパン 口コミ 低評価】
タークの24センチフライパンは、到着した時点で、さびが発生していました。
開封してびっくりしました。 赤錆が表面にでていました。
28cmを持っていたので、小さいサイズも欲しいと思い安かったため購入。
届いたのは防錆オイルが剥げてサビが侵食した商品。品質保証書への署名、スタンプもなく使用に不安があったため返品しました。
低評価の中の意見の大半はこのように、アマゾンで購入すると届いた商品がサビていた!!という報告がほとんどでした。
しかし、”サビていた”という報告を払拭するかのようにつぶやかれていたこんな意見が高評価の中に見られました。
★★★★★
元々、テフロン加工された物と違って鉄製品そのものなので、少しの錆や傷など問題外でしょう?
錆があれば、サンドペーパーで磨いてください。
これは飾り物ではありませんよ
ふむふむ。
鉄の製品ということでサビることは想定内、サビていたときの対処法としてはサンドペーパーで磨くと問題ないということでしょうか。
サビが見られる = 鉄
という自然現象によるもので、当然のことなのかもしれません。
ただ、出来るならサンドペーパーで磨く手間も考えると、サビていないほうがいいと思ってしまう私なのでした。
turk クラシックフライパンは88件のレビューがあるうち、
星5つ★★★★★が全体の60%
星1つ★☆☆☆☆が全体の8%という割合です。(2018年5月現在)
【turk クラシックフライパン 鉄 26cm】
公式価格 23000円(税抜き)
4.リバーライト 極ジャパン フライパン
道具は、丈夫でなければならない。
使いやすくなければならない。
そして、美しくなければならない。
親子3代で愛用いただけるフライパンを作る。
それが、リバーライトの仕事です。
リバーライトのモットー。
私が、道具を選ぶときの理想でもあります。
丈夫で使いやすく、見た目にもきれいで愛着の湧くもの。
そんなリバーライト社の考えのもとに作られた鉄製フライパン、【極 ジャパン】は、アマゾンでのレビュー数もなんと815件。
高評価が大半で、多くの料理好きさんを魅了している商品だと言えるようです。
【リバーライト 極ジャパン 口コミ 高評価】
ネットの評判をもとにリバーライトの大きめのフライパンを買ってみて大正解でした。金属の耐熱性も油の回りも最高ですとても満足しています。
汚れもすぐに落ち以前使用していたテフロンフライパンのように早く寿命がくることもないことも大満足です。
料理が好きな人皆様にお勧めします。
フライパンが違うだけで、こんなに違うものなのか。
調理好きなのに、良いフライパンを使ってこなかったことを激しく後悔した。
鉄製なのに軽いし、安い。もっと早く買うべきだった。
鶏のハーブ焼を作ってみましたが、この上なくジューシーで、脱帽です。テフロンとは、全く違い安心して、焼料理が出来ます。
鉄フライパン導入に悩んでる人、悪いことは言いません。これにしとけば正解です。
油のなじみは上々で、とても軽いです。錆びにくいため、扱
いも通常の鉄製品ほど気を遣う必要はありません。大きさだ
けに、使用後にさっと洗って、火にかければそれで終わりで
す。
一方、低評価の意見はと言うと?
【リバーライト 極ジャパン 口コミ 低評価】
レビューが良かったので購入しましたが、私はやっぱりテフロン加工のフライパンの方が調理しやすいです。
評判のいいフライパンと言うことで購入しましたが、残念なことにはじめから錆が浮いていました・・・
よい物なのにとても残念です。
普通に焦げ付きます。説明書や他の人のレビューを参考にして使ってますがどうにもなりません。。。
リバーライト 極ジャパン フライパンは815件のレビューがあるうち、
星5つ★★★★★が全体の58%
星1つ★☆☆☆☆が全体の6%という割合です。(2018年5月現在)
【リバーライト 極 ジャパン 26cm】
公式価格 6000円(税抜き)
どのフライパンのレビューを読んでも、低評価意見に多く見られるのは ”焦げ付く” ”サビが出る” と言った意見でした。
ではここからは、鉄フライパンユーザー3年生の私から、低評価レビューで圧倒的に多かった”焦げ付く” ”サビる” についてのご報告。
鉄フライパンのお手入れ
今回、この鉄フライパンの記事を書くにあたって、あらゆる鉄フライパンの取扱説明書をPDFやらHPやらをはしごしまくって読み漁った私。
どの説明書を読んでも、
・油慣らしが必要
・焼き慣らしが必要
・洗剤では洗わない
・使用後はしっかり水気を取ること
・水気を切った後、油を塗布しておくこと
の5点セットが強調されています。
なんか、なんか…
めんどくさそーーーー!!
と感じるのは、私だけではないはず。w
そんなこんなで超ズボラな私、鉄フライパンって使いこなせるんかなー。という不安はあったのですが、実際に超ズボラ主婦が3年間毎日使っても、へこたれる気配はありません。
むしろ、使えば使うほどに味が出て、愛着がわいてくる!
取説に示されている、
・油慣らしが必要
・焼き慣らしが必要
・洗剤では洗わない
・使用後はしっかり水気を取ること
・水気を切った後、油を塗布しておくこと
の5点の中でも、特に気をつけたいのは、使用前のご挨拶
・油慣らしが必要
・焼き慣らしが必要
でしょうか。
この2点を先にしっかりと行っておくことで、鉄フライパンの使いやすさは変わってくると感じます。
洗剤については、さすがに洗剤でゴシゴシ磨くことはありませんが、ほかの食器と一緒に洗っていて洗剤の泡まみれになる程度であれば問題なし。
使用後の水切りは、コンロの上に置いて弱火にかけて、水気を飛ばすだけ。(すべてコンロ任せ。)
使用後の油、もはや引いてません。
使えば使うほどに油が馴染んでテカテカになってきます。
特にわざわざ油を塗らなくても、しっかり油膜は出来上がっていきますよ。
使うほどに育っていくフライパン、いい味出してくれます。
鉄フライパンのおすすめ まとめ
今回は、鉄フライパンのおすすめ4選を紹介しました。
実際に使ってみると実感できる部分が多いかと思いますが、私は貧血対策で鉄分補給にも活用しています。
鉄フライパンを使うと、テフロン加工のフライパンには戻れなくなるくらいに、料理が美味しくなりますよ(^^)
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