同棲時代(2010年~)から使いこんできた我が家のテレビ。
コードの不具合の関係で、ついに地デジが映らなくなりました。
もともとテレビ番組にはこだわりがない夫婦なので、今までも
「別にテレビは無くてもいいかなぁ。でもやっぱり、無いと不便かしら?」
なんて思っていましたが、いざ実際に使わなくなってみると、その快適さに驚き。
今回の記事は、テレビ生活を辞めた私から
・テレビを断捨離してみたいけれど、でも、無いのは不安
・テレビが無くなったら、どんな生活になるだろう。
・テレビなし生活、何をして過ごしたらいい?
こんな気持ちをお持ちのあなたへ、
私がテレビを辞めたことで感じた利点や不便さ、テレビ無し生活の実態を赤裸々にお話します。
テレビ生活を辞めて、得た利点
産まれたときからテレビに囲まれて生活していたといっても過言ではないほど、私の人生はいつも、テレビがそばにありました。
ある意味友達のようなテレビ。
やっぱり見たくなるかな?
ちょっと寂しくなるかもしれないなぁ。
多少の不安はあったものの、無くなってしまえばそれはそれで何とでもなるもの。
何の違和感もなく過ごせることに気づきます。
1.”なんとなくテレビをつけていた”ことに気付く
テレビをつけるタイミングを改めて考えてみると、意外と”なんとなく”な人が多いのではないでしょうか。
・家事をする間、子どもに見せるためにテレビをつけておく
・仕事から帰ってすぐに、テレビをつける
・夕食時の食卓で、テレビをつける
私は、テレビをつけることが習慣化していました。
これと言って、特別好きな番組や見たいドラマがあるわけではないので「好きな番組がある時間だけテレビをつける」ということもありません。
本当に、なんとなく。
”朝起きて、朝の情報番組でも見ておこうか。”
”帰宅して、ひとまず夕方のニュースでも見てみよう。”
テレビを辞めたことで、この、なんとなくテレビをつけている時間は私にとって不要だということに気付きます。
しかも、特に真剣に見ていないので、情報としてためになることをインプットできているわけでもありません。
あなたはテレビをつけるタイミングが、ただ”なんとなく”になっていませんか?
もちろん、なんとなくテレビをつけることが悪いわけではありません。
ただ、テレビを見なくなって出来た空き時間は、他のことをする時間に使って充実させることができますね。
2.夫婦の会話が増える
例えば、我が家では明らかに夫婦の会話が増えました。
今までであれば、なんとなくつけていたテレビを見ながら、番組に出ている人や情報についてあーだこーだと話していましたが、テレビがなくなるとそうもいきません。
テレビがなくなったことで、今まで話さなかったような小さなことでも話題として拾って、話せるようになったと思います。
仕事中に起きたこと。
夕方の散歩でのこと。
週末の予定のこと。
夕食のメニューの味のこと。
日常生活を過ごしていても、ふとしたことで
「この出来事、夕食の時の話題にしよう!」
なんて考えるようになったりして。
発見力がついたのでしょう。
テレビが無くなることで夫婦間やお子さんとの会話が増えて、相手の考えがより理解できるようになりますよ。
3.読書に集中できる
今までは、読みたい本があっても
「本を読む時間がない」
と思っていました。
でもそれは、大きな間違いですね。
本を読む時間を自分が作っていなかっただけ。
テレビをなんとなくつけて、ちょこちょこ眺めている時間がなくなると、家事もスムーズにはかどることがわかりました。
夕飯を作りながら、ついつい目を向けてしまっていたテレビ。
そのテレビがなくなったので、調理に集中できるようになり、家事の時間を短縮できるようになっています。
その分、余った時間は本を読む時間に使うことが出来ます。
・今までテレビを見ていた時間
・家事の最中に見ていたテレビを辞めて、時短で余った時間
少なくとも一日1時間は、本を読んだり調べ物をする時間に回せるようになりました。
もちろんこの1時間の使い方は私にとっては読書ですが、読書に限らず、趣味や習い事、健康のためなど、人それぞれ自由に使えるとっておきの時間になるでしょう。
4.映画に興味がわく
これまでは、映画を観ることは滅多になかった我が家。
特別観たいものがあるときだけ、本当にたまに(半年に1回くらい?)レンタルショップで借りてきて、休みの日に観る程度です。
しかし、我が家のテレビは地デジこそ写らないものの、DVDやBlu-rayは再生できます。
休日に時間があれば、今まで観たことがなかったようなジャンルの映画を借りて家族で観ることが増えました。
特に興味がなかったタイプの作品を観てみると、新しい発見もあり面白いですね。
映画に興味が湧き、世界が広がります。
5.ペットへの影響
我が家の場合、気良々(愛犬)のケージがテレビの真横にあります。
本当は、別の場所にしたかったのですが間取りの関係上この位置に…(泣)
冒頭の写真のように、気良々専用のソファに座っているときは一緒になって映画を観たりすることもありましたが、ケージに入るときは気良々がゆっくり寝たいとき。
そんなときに、テレビが真横にあることが気になっていたのですが(気良々が寝ているときはなるべくテレビを消していました)今では気良々への影響も心配せずに過ごせています。
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6.うるさくない
テレビがない生活になってから気づきましたが、テレビから聞こえる音がないだけでかなり静かです。
テレビを見ている生活の時には、なぜか気づかなかったこと。
なんとなくつけていたテレビから聞こえてくる笑い声や機械的な音は、楽しい気分にしてくれることもあれば、私にとってはちょっぴり疲れてしまうものでもあったのでしょう。
代わりに、自分が心地いいと思う好きな音楽を聴いたり、無音だったりする時間が今ではすごく居心地がいいと感じています。
テレビを辞めて感じた不便
以上が、テレビを辞めて感じる利点ですが、今までずっとあったものが急になくなるわけです。
テレビを辞めたことで得た利点は多くありますが、もちろん逆に不便と感じることもありました。
1.芸能関係にうとくなる
私たち夫婦、そもそも有名人にうといのですが、テレビ生活を辞めてから疎さが加速しました…。
友達や職場の人と話をしていても、
「???」
という話題も数知れず。
こんな会話になるわけで。
で、スマホのニュースを見て詳細をチェックするという。
そう!スマホのニュース。
芸能ニュースにうとくはなりますが、最近では携帯でどこでもニュースのチェックが出来ますので、調べることには困りません。
ただね、何度も言いますが、芸能ニュースは完全に出遅れます。(汗)
2.生放送を見逃す
テレビを常につけていたり、チャンネルを回していたりすると、リアルタイムで放送されている番組もありますよね。
例えば、災害が起こった場合の中継や朝の情報番組もまた然り。
生放送が見られない場合はラジオを聞くという手段もあるので、私はラジオを聴くことが多いです。
ただ、生中継を映像として観たい場合には、リアルタイムですぐにテレビが見られないのが不便に感じるかもしれません。
テレビの代用ツール
テレビが無いならそれはそれで、我が家にとっては何の困りごともなく。
むしろ、快適な生活と居心地のよさを感じる毎日。
ここからは、テレビを辞めた代わりに使ってみて便利だと感じたものを挙げていきます。
1.音楽を聴く
リラックスしたいなぁというときにも、気分を上げたいなぁというときにも、やっぱり音楽に助けられることが多い私。
スマホで聴くことができる音楽は、自宅でも車の中でも、いつでも心強い味方です。
その時々の気分によって選ぶことのできる音楽は、家事をしているときによく流します。
私が使っているツールは、もっぱらAmazon Music Unlimited。
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mix cloudという無料のアプリもお気に入りです。(mix cloudはApp Storeでのみ利用可能です)
mix cloudは、いろんな曲を世界中の人たちがmixしていて、かっこいいmixCD並みの音楽が聴き放題ですよ。
2.本を読む
読書に関しては、私はkindleを使っています。
kindleは専用の端末がなくても、スマホやタブレットさえ持っていれば誰でも使うことが出来るのが本当に便利です。
アプリをダウンロードするだけで、スマホでもタブレットでも同期が可能なので、読みたい本がたくさんあるときには書籍を何冊も持って移動する必要がありません。
私は、職場のお昼ご飯は車内で過ごしますが、お昼休憩の余った時間は毎日kindleで本を読みます。
読みたい気分の本を読みたいときにすぐに出せるので、全然飽きないのが素敵。
3.映画を観る
先述したように、我が家のテレビは地デジが映らないだけでDVDやBlu-rayは再生できます。
映画を観るときには、今までは近くのGEOやTSUTAYAに借りに出かけていましたが、借りに行くことも返しに行くことも億劫で…。
今は、U-NEXTというサイトに登録して、映画を見放題観るようになりました。
上の写真は、甥っ子と気良々がカーズを観ているところですね。
U-NEXTは、12万本の映画やドラマ、アニメの名作がそろっています。
友達が、我が家に子供を連れて遊びにきてくれたりすると、母達の雑談中にどうしてもテレビが見たくなってしまうキッズたち。
そんなときにも、U-NEXTで好きな映画やアニメを選んで観てもらうのですが、子供たちも大喜びです。
【↓U-NEXTの詳細を見ることが出来ます↓】
テレビ生活の辞め方
”テレビはいらないと思うけど、本当に無くても大丈夫だろうか?”
今までテレビ生活を送ってこられた方は、そう感じることもあるかもしれませんね。
確かに、テレビ無しの生活は本当に快適で充実していますが、無理にテレビ生活をやめる必要は無いと私は思っています。
観たいときに見る。
観たくない見ない。
シンプルに、ただそれだけです。
1.テレビは置いておく
テレビを見ない!!と決めても、決してすぐに捨てたりはしないでくださいね。
我が家の場合、急に地デジが映らなくなったことから、テレビ番組とのお別れは突然に訪れました。ある意味、やむを得ずテレビ番組が見られなくなった、ということでしょう。
テレビ無し生活へシフトしていきたいあなたは、まずは、テレビをなんとなくつける回数を減らすようにしてみてください。
・家事をする間、子どもに見せるためにテレビをつけておく
・仕事から帰ってすぐに、テレビをつける
・夕食時の食卓で、テレビをつける
習慣化した、テレビを見るという行動を意識して減らしてみることで、自分がいかにテレビをなんとなくつけていたのかがよくわかります。
2.テレビのコンセントを抜く
意識的に”テレビをつけるという習慣”を辞めることに慣れてきたら、いっそのことテレビのコンセントを抜いてみましょう。
テレビを見てみようかな、という気分になってもコンセントを差し込む手間がめんどくさく感じて、きっとそのまま見ずに終わるはずです。
この時点で、あなたはもうテレビが無くても平気になっています!!
3.テレビを収納する
我が家では、
実家に持って帰ろうか?
誰か使う人おるかな?
そんな相談をしています。
威圧感のある、大きな画面。
存在感の大きい黒い物体。
リビングから無くなったら、さぞスッキリするだろうなぁ。
どこに移動させるかは、まだ検討中です。
とは言え、テレビは決して安価ではない家電です。
もう使いものにならないテレビでしたら、処分の対象と考えてもいいのかという気もします。
しかし、まだまだ使えるテレビならば、捨てるには絶対にもったいない!!
お世話になったテレビなので、リサイクルに出す・必要としている方に譲与するなど、良い循環ができるといいですね。
テレビを断捨離して感じた5つの利点と不便な点のまとめ
テレビはなくてもいいかな、とぼんやり思っていた私が、思いのほか突然テレビとお別れすることになり、早2か月。
テレビ生活を辞めて得た利点は、
1.なんとなくテレビをつけていたことに気付く
2.夫婦の会話が増える
3.読書に集中できる
4.映画に興味がわく
5.ペットへの影響
6.うるさくない
不便だと感じたことは、
1.芸能関係にうとくなる
2.生放送を見逃す
結果、やっぱり私はテレビを卒業出来て良かったな、と思っています。
テレビ無し生活になったことで新しい発見があったり、時間に余裕も出来ました。
「テレビ生活を辞めてみようかな」
と考えているあなたも、まずは、なんとなく見るテレビから卒業してみてください。
たくさんの気づきと、得るものがあることでしょう。
テレビがあってもなくても、あなたの生活の大切な時間が、有意義に充実しますように。
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